30年以上前の分電盤を最新のコンパクトブレーカーに交換しました。
30年以上前の分電盤の交換をしました。ブレーカーは電気製品ですので寿命があります。
全く触れる事が無く放置されている存在ですが、ここ数年で突然ブレーカーが不良になり電気が使えなくなると言うトラブル対応依頼が非常に多くなっています。
4年に一度電気設備の保安点検がございますが、設置されている漏電ブレーカーには動作テストボタンがあり、数か月に一度テストするようにと書かれています。
この古い漏電ブレーカーが20年ぶりにテストボタンを押した後に、それ以降使えなくなるといった状況が発生します。
電気設備の検査員は、漏電ブレーカーは触らず、漏洩電流の測定(クランプ等)で検査を終了しています。
突然、電気が付かなくなる前に交換をお勧めいたします。
数十年以上前の電線はネズミにかじられて銅線被覆が露出して、短絡、漏電火災なども発生しております。
実際に数年前からかじられなくなっているので、電線被覆にネズミが嫌いな成分が入ったのかなと思っています。
分電盤内の接続部分がボロボロなのは30年以上前の分電盤に多い感じです。
新型の分電盤は電力会社(送配電会社 東電とか)のサービスブレーカーが無くなっています。
接続はお客様設備の漏電ブレーカーが主開閉器(契約ブレーカー)となります。
60アンペアまでの一般家庭等の電灯契約は、外についていますスマートメーターに電流計測部があり、そこで自動的に遮断が出来るようになっています。
使いすぎますと数秒間停電し、自動復帰をする仕組みでございます。
分電盤は交換しても生活に変化(利便性)はあまり感じられないと思いますが、電気設備の最重要部には間違いありません。
外観もここ最近はデザイン等をインテリアにマッチした感じになってきています。
昔ながらのブレーカーむき出しは、あまり見た目はよくありませんね!